MENU

沖縄県立博物館・美術館で「手塚治虫 ブラック・ジャック展」開催|原画500点以上を展示

沖縄県立博物館・美術館で、漫画家・手塚治虫氏の代表作『ブラック・ジャック』をテーマにした展覧会「手塚治虫 ブラック・ジャック展」が、7月18日から開催されます。今回の展覧会は、一般財団法人沖縄美ら島財団と沖縄タイムス社の主催によるもので、同館では過去最大規模の展示となる見込みです。

『ブラック・ジャック』は、天才的な腕を持つ無免許の外科医を主人公とする医療漫画で、「命の尊さとは何か」を問いかけるテーマが繰り返し描かれてきました。会場では、500点を超える原画が展示され、作品の世界観を多角的に紹介する内容となっています。

展示は4つの部屋に分かれて構成されます。第1室「B・Jとキャストたち」では、作品に登場する個性豊かなキャラクターたちとその物語を紹介します。第2室「B・J誕生秘話」では、手塚氏の医学生時代の資料や、『新寶島』『鉄腕アトム』などの関連作品を通じて、『ブラック・ジャック』誕生の背景をひも解きます。

第3室「B・J曼荼羅」では、約140話におよぶ生原稿を、主要テーマごとに分類して展示。ブラック・ジャックやピノコの遍歴、高額請求、動物の命といった作品の特徴的な要素に焦点を当てています。第4室「B・J蘇生」では、作中の手術シーンを現代アートの視点から再構成した作品や、医療従事者の視点から魅力を掘り下げた展示などが展開されます。

展覧会では、昭和時代の事件や流行が作品にどのように反映されているかについても、当時のニュース映像を交えて紹介される予定です。作品が持つ多層的な魅力を、さまざまな角度から体感できる内容となっています。

手塚治虫 ブラック・ジャック展

2025年7月18日(金)~9月15日(月)
9:00~18:00(金・土は20:00)
※最終入場は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日、7/22(火)、8/12(火)
※7/21(月)、8/11(月)、9/15(月)は開館

沖縄県那覇市おもろまち3丁目1-1

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次